子どもの自殺者数が、9月1日に最も多くなるという統計があります。
原因は、いじめや成績不振、親子関係など色々あるそうです。
ただえさえ夏休み明けというのは嫌なものです。
そこに悩みが乗っかれば思いつめてしまうのも分からなくはありません。
でも、親に心配かけたくないためSOSを発せない子どもも多いそうです。
ではどうすれば気付いてあげられるのか?
- 食事を残すようになる
- 睡眠リズムが変わる
- 長い時間トイレにこもる
- 必要以上に手を洗う
- 携帯を離さなくなった(携帯をいじらなくなった)
など、今までと極端な変化がないかどうか様子を見るのが良いそうです。
もしそういったサインを見つけた時に親が気を付けることは、
- 何気ない一言に注意
- 「スキ」を見せる
(フリースペースたまりば 西野博之さん)
「早く学校に行きなさい!」などという言葉は悩んでいる子どもに
重くのしかかる一言です。
「スキ」を見せるとは、自分も学校に行くの嫌だったことを思い出し共感すること。
お父さんお母さんもそうだったのかー、と悩みを打ち明けやすい雰囲気を作る。
子ども目線で共感を得るようにすることが大事です。
親としては子どもが急に「学校に行きたくない」と
言い出したらびっくりすると思います。
自分の子に限っていじめなんか・・・、何かあったんだろうか・・・
と不安になると思います。
でも、その不安な感情を表に出していれば、子どもはますます不安になります。
まずは、頑張りすぎないように伝えます。学校を休みたければ休ませる。
学校は命を削ってまで行くところではないのですから(西野さん)。