鼻の下のヒゲを剃るのにジレットとシックのどちらが良いか。

髭剃り用のカミソリと言えばジレットとシックですが、両社のカミソリを使ってみて気になったことが2点あったので、実際に使ったこののある5枚刃の替え刃（FUSION5＋1とハイドロ5プレミアム）について解説してみたいと思います。

その気になった点とは、

①鼻のすぐ下のヒゲはFUSION5＋1（ジレット）の方が剃りやすい

②スムーサーはFUSION5＋1（ジレット）の方が状態を保ちやすい

です。それぞれ詳しく説明します。

1.鼻のすぐ下のヒゲはジレットの方が剃りやすい

替え刃式カミソリを使ったことがある方ならよくわかると思いますが、刃の付いたヘッド部分が大きいため、鼻の穴のすぐ下のヒゲを剃るのはなかなか難しいです。普通に逆剃りしただけではほぼ残ってしまいます。

そこで、ジレットFUSION5+1に付いているピンポイントトリマーの出番です。これは、ヘッド部分の裏側に装着された1枚刃で、ヘッドが邪魔をして剃りにくい狭い部分でも簡単に剃ることができます。

一方、シックの方はフリップ式トリマーとなっており、下の写真のようにヘッドの上の部分がずらせるようになっています。これでより狭い部分を剃ることができるようになりますが、実際に使ってみると、刃の枠の部分が邪魔になり、鼻のすぐ下をうまく剃ることが難しいです。また、シェービングジェルが付いて滑りやすくなったヘッド部分を持ってカチッとずらすのは、毎日ヒゲを剃ることを考えると結構手間です。

2.スムーサーはFUSION5＋1（ジレット）の方が状態を保ちやすい

ジレットFUSION5+1とシックハイドロ5プレミアムには刃の滑りを良くするために、刃のすぐそばにスムーサーがついています。ところが、シックハイドロ5プレミアムの方はスムーサーが水にぬれて盛り上がり、高さが不均一になり凸凹になってしまいます。その結果、盛り上がった部分は刃が皮膚に触れにくくなり、剃り具合がいまひとつとなってしまいます。

もちろんジレットFUSION5+1の方も水に濡らすと少し盛り上がる傾向はありますが、シックに比べると比較的均一に盛り上がるので問題とはなりません。

以上、ジレットとシックの5枚刃の違いをまとめてみました。

鼻の下の剃り残しは対面で話をすると目立ちますからきちんとケアできるジレットの方が良いかもしれません。少なくとも私自身はジレットを使いたいと思います。