すねが乾燥して粉をふいたときの対処法

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冬になり空気が乾燥してくると肌、特にすねがカサついてきます。すねは皮脂の分泌が少なく体の中でも乾燥しやすい部位です。乾燥の症状が酷くなると白い粉をふいたりひび割れたりします。そうなると見た目も良くないですし、痒みも出てきます。原因は皮膚のバリア機能の低下とそれによる皮膚の乾燥です。これは普段の肌ケアや保湿薬で防止できます。ただし、あまりに乾燥がひどい場合や掻き毟ってしまったりして出血した場合には皮膚科を受診した方が早く解決できるかもしれません。

ここからは家庭でできる対処方法を書いていきます。

対処1:入浴時にゴシゴシ洗わない

擦り洗いをすることにより皮膚に小さな傷がつき荒れてしまいます。また、せっけんやボディソープを使って洗うことによって皮膚を保護している皮脂が流れてしまい乾燥し易くなってしまいます。熱いお湯でも皮脂は奪われてしまうので40℃以下のぬるめがおすすめです。

対処2:乾燥部分に保湿剤を塗る

保湿クリームを乾燥しやすい部分に塗り、乾燥を防止します。特に、乾皮症などの効能・効果がある医薬品を使用するのが効果的です。具体的には、ヘパリン類似物質という有効成分を含有するものです。市販されているものとしては、HPクリーム【第2類医薬品】ピアソンHPなどがあります。ちなみに病院やクリニックではヒルドイドなどの名前で処方されています(ソフト軟膏やクリーム、ローションなど色々な剤形があります)。また、かゆみ止めの成分も配合したヘパソフトプラスという医薬品もありますので、かゆみを伴う場合はこちらの方が良いです。

保湿剤を塗る回数は1日1回~数回です。1回の場合は入浴後、2回の場合は朝、入浴後とすればよいでしょう。入浴後に使用する場合は、お風呂から上がったらできるだけ早く塗るとより効果が期待できます。できれば、タオルで体を拭いた直後に塗ってしまうのが良いです。

【製品名】HPクリーム 60g
【メーカー】グラクソ・スミスクライン
【有効成分・分量】ヘパリン類似物質:0.3%(保湿成分)

ローションタイプもあります。クリームよりも塗り広げやすいです。

HPローション 50g

このほか、同じ成分を配合したピアソンHPクリームピアソンHPローションという医薬品もあります。
アマゾンではHPクリームよりも安くなっていますので(2017年10月29日時点)、コストを抑えたい場合はこれらもチェックしたいです。

次はかゆみを抑える成分も入った保湿クリームです。かゆみがあったり、掻きむしってしまった場合に向いています。

【製品名】ヘパソフトプラス 50g
【メーカー】ロート製薬
【有効成分・分量】ヘパリン類似物質:0.3%(保湿成分)
パンテノール:1%(皮膚修復)
ジフェンヒドラミン:1%(かゆみ止め)
クロタミトン:5%(かゆみ止め)

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