無線LANルーターには数千円から一万円を超えるものまで幅広い価格帯があります。もちろん、高価なものほど性能も高いのですが、ワンルームや1Kぐらいの部屋で一人暮らしをしている場合はそれほど高性能なルーターは必要ありません。
オススメなのは5,6千円で購入できる、「11ac/n/a/g/b 」11ac対応モデルまたは「11n/g/b」3規格対応モデルです。
11ac規格対応モデルは2.4GHzと5GHzの周波数帯(※下記参照)を使用しており、11acは速度が非常に早く、電子レンジやコードレス電話、Bluetoothなどによる電波干渉に強い特徴があります。価格は5000円~です。光回線を使用されているならこちらがおすすめです。
BUFFALO WHR-1166DHP3 (利用推奨環境3人・3LDK・2階建)はこちら
ただし、マンションなどの集合住宅で導入されているVDSL方式の場合、100Mbpsまでしか速度が出ませんので、11ac規格対応モデルを買っても宝の持ち腐れになってしまうこともあります。VDSLかどうかはインターネット接続サービスの説明書などに書いてありますので確認してみてください。
それから、11acは比較的新しい規格のため、パソコンによっては内蔵された子機が11acに対応していない場合があるので、その場合は、内蔵子機を停止し、11acに対応した外付け子機を購入し、取り付ける必要があります。
一方、「11n/g/b」モデルの多くは2.4GHzの周波数帯(※下記参照)にしか対応していませんが、3000円程度で購入でき、光回線でなければ性能も十分です。今までこちらを使用していましたが、表示速度が気になることはありませんでした。
BUFFALO WSR-300HP/N (利用推奨環境1人・ワンルーム)はこちら
※無線LANでは電波が使われていますが、その周波数帯は2.4GHzと5GHzの2種類です。無線LAN機器には2.4GHzに対応したものと、2.4GHzと5GHzの両方に対応したものがあります。両者の違いは電波干渉が起こりやすいか起きにくいかです。2.4GHzの方は電波干渉が起こりやすく、電子レンジ、コードレス電話、Bluetoothなどに影響を受け、通信速度が遅くなります。一方、5GHzは電波干渉が少なく、通信速度が安定します。